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音が悪いって?

一言で「音が悪い」といっても、
様々なケースがあります

Step1

まず、あなたの「音が悪い」が、どういう原因で起こっているかを調べてみましょう。
下記の症状で当てはまるものをさがして下さい。
原因と解決の手掛かりが分かるかもしれません。

ありがちなトラブルの原因と対処法
あなたのお悩みの症状は?

症例1

原因

残響時間が適切でない

解決のヒント

残響時間は部屋の内装材料に何を使うかで決まります。

症例2

原因

有害な反射音が発生する室形や仕上げになっている

解決のヒント

音のダブりは、建物が原因の場合と音響システムが原因 の場合があります。
建築で原因となることが多いのは音源方向から見て 正面にある壁(ホールの後壁等)や高い天井からの反射音です。
有害な反射音を無くすには、壁や天井の角度を変える方法と反射する面に吸音材を貼る方法があります。
音響システムでは、スピーカーが複数箇所に取り付けられていると別々のスピーカーから次々に音がダブって聞こえてくることがあります。
通常このような場合は、ディレイ装置を使って各スピーカーから音を出すタイミングを、調整するのですがその調整には、ある程度の技術を要します。
元々ディレイ装置が組み込まれていない調整がうまくいっていない各スピーカーの向きやレベルバランスが悪いこと等が原因になります。
調査を行った結果、再調整だけで改善した例もあります。

症例3

原因

低域の吸音が不足している

解決のヒント

吸音材を貼るだけでは、高い音は吸音されても低い音には効果がありません。
また、一般的には吸音効果があると思われている、カーペットやカーテンも低域に対しては効果は僅かです。
低域を吸音するには、吸音材の背後に大きな空気層を取る吸音材を厚くする、共鳴型の吸音構造を用いる等の方法があります。

症例4

原因

残響時間が適切でない
音響反射板が無い、形状が悪い
ステージ上の拡声に問題がある

解決のヒント

音楽を聴くのにちょうど良い残響時間があるように音楽を演奏するのにも適切な残響時間があります。
音響反射板の役割は、有益な反射音を観客に届けることと演奏者自身に返すことです。
電気音響システムを用いた演奏では演奏者にスピーカーで自分自身の音や他の演奏者の音をフォールドバックスピーカーで返しています。
このステージ上も観客席に対する拡声と同じくらい重要なものです。

症例5

原因

電気音響設備に問題がある
設置する部屋や置き場所に問題がある

解決のヒント

「音が悪い」というと、スピーカーが悪いと思われがちですが部屋や置き場所に原因があることも少なくありません。
音響設備と部屋の両面から「音が悪い」原因を探っていくことが大事です。

Step2

あなたの「音が悪い」は何が問題なのか見当がつきましたか?
それでは問題を解決する方法です。

「音が悪い」解決の手順すべての問題に共通します

事前調査

・現状の問題点は何かを知る
・改善目標の設定 
・どんな対策ができるかの提案

解決策検討

・費用対効果の見極め
・解決方針の決定、関係者への説明
・具体的な仕様設計

施工

・音響工事

竣工後

・結果の確認 → 音響測定、調整等

「音が悪い」解決の手順 残響時間の例

事前調査

・現状の残響時間は何秒かを知る
・最適残響時間-目標値の設定
・どんな対策ができるかの提案

解決策検討

・費用対効果の見極め
・吸音材、工法
・効果的な吸音材配置方法
・解決方針の決定、関係者への説明
・具体的な仕様設計

施工

・音響工事

竣工後

・結果の確認 → 音響測定、調整

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